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ダイエットをしたくて、食事制限したり運動してもなかなか痩せない、辛くてとても続かないなど、何度もトライしては挫折を繰り返す事ってよくあると思います。

効果さえ出てくれれば、もう少しやる気も湧くというものですが、ものすごい頑張って食べたいものを我慢したり、一生懸命運動してもそれに見合った効果はなかなか出てくれません。
努力量に対して見返りの量が合わないという感じですよね。

ところが、もしこの“努力”の方向が間違っていたとしたらどうでしょうか?
この記事では、努力の方向を今一度見直して、辛い思いや挫折から解放されるダイエットの方法をご紹介します。

食事制限が続かない理由

そもそも食事制限というのは、人間の本能的な欲求に逆らう行為ですよね。
こんなに精神的なエネルギーを使う「修行」のような事は、忙しい現代人には難しい事なのかもしれません。
世の中ダイエットだけ頑張れば行きていける人は、あまり居ないと思います。

モデルさんのように仕事に関わる事であれば、それくらいのモチベーションは発揮できるかもしれませんが、他に勉強や仕事に打ち込まなければならない人にとって、ダイエットだけに大きな精神力を持っていかれる訳には行きません。
逆に、勉強や仕事のストレスで必要以上に食べてしまうくらいの方が普通かもしれませんよね。

だから、食事制限は「無理のない」方法でやらなければ続かないし、続いたとしても精神的に参ってしまうでしょう。

食事制限を妨げているものがあった!

それにしても、別に飢えている訳でもないのに、どうしてこれほどに食欲を抑える事は難しいのでしょうか?
じつは私達の日頃の生活様式に、食欲を抑える事を阻む要因が潜んでいたかもしれないのです。

それは「1日3食」という習慣です。
この習慣は育ち盛りの子供など「成長過程」にある人には問題ないのですが、すでに成長は終了している人にとっては“過剰”かも知れず、食欲を増幅させている可能性があるのです。

というのは、プチ断食をして一日のうちで食事をしない時間を作る事で、食欲が抑えられるという研究結果があるんです。
「断食」というと引いてしまう人がいるかもしれませんが、あくまでも「プチ」が付く断食で、ラマダンのような一ヶ月とかいう話ではもちろんありません。

具体的にどういう方法かというと、一日のうちの食事を摂っていい8時間の枠を設定します。
逆に言うと、食べ物を食べない時間を作るのです。
男性の場合は16時間、女性は10時間が良いそうです。
これは、朝・昼・晩のどこかの食事を抜けば大体可能な時間だと思います。

すると何が起こるのかと言うと、なんと自然に食欲が落ちるのです。
言われてみれば、お腹が空いていなくても時間だから惰性で食べる事ってありますよね。
ところが、これはわざわざ寝た子を起こしてしまう行為のようです。
もしかするとお腹は減っていないのに、単なる習慣で「減った気になっている」だけかもしれないのです。

現にこのプチ断食を続けていると、食欲が落ちて自然と摂取カロリーも減るそうです。
この方法は「リーンゲインズ」と呼ばれていて、辛くない・やせ我慢の必要がないというのが良い所です。
苦しくなければ継続できて、そのぶん成功率も高まりますよね。

もちろん生活習慣を変えるわけですから、最初の1~2週間くらいは厳しいようです。
ただ、これくらいの「ガマン」なら今までのダイエットで既に経験済みなのではないでしょうか?
その我慢にちゃんと結果がついてくるならば、頑張る価値があるというものですよね。

ダイエット中の運動に関する誤解

ダイエットというのは摂取カロリーを減らす事だ、というのは常識とされていて疑う人はいませんよね。

ところが摂取カロリーの事ばかりに気を取られて、カロリーが減れば「筋肉の量」まで減ってしまうという事に注目する人は少ないと思います。
というのは、ダイエット中の運動は「カロリーを消費する」目的でやっている人がけっこう多いからです。

ところが、ダイエット中の運動の本当の目的はカロリーの消費ではありません。
食事制限によって減ってしまう筋肉を「減らさない」為にするのが、本当の目的なんです。

どうして筋肉を保つ必要があるのかと言うと、筋肉が減ってしまった体は「太りやすい」体質になってしまうからです。
よく「基礎代謝」という言葉を耳にする事があると思いますが、これには脂肪を燃やす力も含まれています。

食事制限によって筋肉量が減ってしまうと、この基礎代謝が落ちて太りやすい体質になり、せっかく制限したカロリーは効率よく蓄積されてしまい、ダイエットの効果が落ちてしまうのです。
だから、食事制限だけのダイエットは辛いばかりで効果が低いのです。

食事制限をする場合は、筋肉の量を減らさない事にも注意が必要です。
そして、この運動の仕方にも効率的な方法と非効率な方法があるという事に注意してください。

ハードトレーニングや長時間の運動は無意味!?

実は運動と一重にいっても、ただの“活動”で終わる運動と、“筋肉を付ける”運動の2種類がある事をご存知ですか?

筋肉を付けるには、その目的に合った運動をしなければ ただ辛いだけで、ほとんど意味がないという残念な結果に終わってしまいます。

筋肉を付けるいわゆる“筋トレ”とは、極端な話「筋肉の破壊」をやっているのです。
筋肉は細い筋の集まりですが、負荷がかかって筋が切れる事ではじめて、筋肉は発達します。
筋肉には、回復するときに切れる前よりも強くなる性質があるのです。
よく骨折をすると骨が強くなると言われていますよね。

怪我をしてしまったら大変ですが、筋トレというのは怪我未満の「小さな筋肉痛を起こしては回復させる」という繰り返しで、筋肉を発達させていく事なのです。

筋が切れなければならない訳ですから、何時間も継続できるような“緩い”運動では意味がありません。
筋トレとは「目一杯」の力を込める必要があり、逆に言うと長時間やるような運動ではないのです。
ただこの「目一杯の負荷をかける」運動というのは自発的にはやりにくく、どの場所にどう力を入れれば良いのかもコツが要ります。
筋トレを効果的に行うは、スポーツジムのトレーニングマシンが最適だと思います。

トレーナー付きでのパーソナルトレーニングで効率よく運動すれば、短期集中ダイエットも可能です。

パーソナルトレーニング【Global fitness】

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