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フケがひどい、頭がかゆい、
乾いたフケと脂っぽいフケ、両方が出る・・・
といった人は、なかなか対処方法に困ると思います。

乾燥が原因なのか、皮脂が過剰なのか?
自分のタイプの見極めを間違えると、悪化させてしまいそうで
心配になりますよね。

確かに乾燥性と脂性とでは、フケやかゆみの原因は違っています。

自分はどっちのタイプか?

普段から自分の肌質が乾燥性か脂性か?
という意識の無い人にとっては、原因を見極めるのは難しいと思います。

たとえば
自分の生活環境を振り返ってみて、シャンプーの回数が多すぎないか?とか
油っぽい食事を取りすぎていないか?考えてみてください。

他にも、美容院で見てもらったり、病院で診てもらう方法もありますね。

ただのフケだと思っていたら、脂漏性皮膚炎という皮膚炎になっていた。
という事もありますので、頭皮が脂っぽいという人は要注意です。

ただ、どのタイプであっても「共通の原因」になり得るものがあります。
それが「シャンプー」です。

シャンプーの何がいけないのか?

フケの原因は、シャンプーの頻度も関係ありますが
それよりも、成分が原因になっている場合が多いと思います。

それは、シャンプーの“洗浄成分”です。

一般的なシャンプーは、じつはほとんどが洗浄力が高すぎる傾向にあるんです。

「高級アルコール系シャンプー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

成分に「ラウレス硫酸~」「ラウリル硫酸~」などの名前が入っていたら、それがそうです。
種類が多いので、ちょっと省略させて頂きますね。

じつは、赤ちゃんも使える敏感肌用のシャンプーですら「高級アルコール系」である場合もあります。

どうして洗浄力が高いのがいけないのか?というと
頭皮を覆っている“皮脂”は、水分の蒸発や細菌の侵入を防いで、皮膚を守る役割をしているんです。

なので、洗浄力の強いシャンプーで皮脂まで根こそぎ落としてしまうと、皮脂のバリアー効果が無くなって、乾燥したり菌が繁殖します。

それだけでなく、皮脂を補おうとする自然治癒力が働いて、よけい皮脂を分泌するようになります。
皮脂が過剰になると、頭皮に細菌が繁殖しやすくなってしまいます。

つまり、皮脂は「ほどほどに」残っているのがいいんです。

市販の洗浄力の強いシャンプーで頻繁に洗っていると、皮脂のバランスが崩れてしまう。
これが、乾燥性にも脂性にも共通する原因です。

それなら、シャンプーの頻度を落とせばいいのか?というと違います。
マイルドな洗浄力のシャンプーで洗って、適度な皮脂を残すようにすればいいんです。

タイプ別対処法は?

マイルドな洗浄力のシャンプーといえば「アミノ酸系シャンプー」です。
潤いを残して洗浄するので、洗い上がりが一般的シャンプーのように”キュキュッ”としないのが特徴です。
でも、洗い残しはやっぱりNGなので、よくすすいでくださいね。

乾燥性タイプ

乾燥性の人は、保湿効果のあるコンディショナーを使ったり、オイルを塗るなどして
頭皮を保湿してあげると良いと思います。

おススメは、植物性よりも保湿性が優れている馬油シャンプーです。

脂性タイプ

頭皮が過剰気味の人は、「脂漏性皮膚炎」対策として抗菌タイプのシャンプーを使うと良いと思います。
【コラージュフルフルネクスト】は抗菌作用もありつつ、洗浄力はマイルドなのがポイントです。

すでに「脂漏性皮膚炎」だと思う人は、医師に相談のもと早めの治療をおすすめします。

治療法としては
炎症を抑えるためのステロイド外用薬
原因菌であるマラセチアの増殖を抑えるための抗真菌薬
かゆみの強い場合は抗ヒスタミン剤(内服)やビタミン剤(内服)
などを処方されると思います。

ただ、薬によって改善しても、原因菌の増殖しやすい環境を変えない事には再発してしまう恐れがあります。
日々のケアで予防して、慢性化しないように気を付けてくださいね。

乾燥性でも脂性でも、日々の頭皮ケアは効果的です。

頭皮専用の美容液【すこやか地肌】は、フケやかゆみ対策にピッタリだと思います。
炎症を抑えて、菌の繁殖を防ぎ、頭皮のバリア機能を高める成分が濃縮配合されたローションのようなものです。
詳しい事は別記事に書いていますので、よろしければ参考になさってください。

頭皮ケアは、使い続けても安心な無添加のものを選ぶようにすると良いと思います。

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