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若い頃から美容が気になって、ブランドものの化粧品を使い続けてきたけど・・・

いざ家庭を持ってしまうと、自分の自由になるお金って だんだん少なくなっていってしまいますよね。
せっかく今まで苦労して美肌を守ってきたのに、今更プチプラにランクダウンなんて悲しい。

むしろ、年齢的にはこれから益々本気で取り組まなくちゃいけないくらいなのに!
外食をやめようか、
それともパートを増やす・・・?

ちょっと待ってください!
美肌を保つには、決してブランド化粧品が必要な訳ではありませんよ。

ブランド化粧品の「コスパ」ってどうなの?

そもそも、ブランド化粧品でなきゃいけない理由って何なんでしょう?
いまブランド化粧品に求めていることって、本当に大切な事なのでしょうか?

いろいろ高級な成分が入ってるから

じつは、化粧品の全成分のうち、高価な成分が占める割合はせいぜい1%~10%なんです。
主な成分は、水と一般的な保湿成分で、この大部分はどの化粧品も大して変わりません。

やっぱりブランド化粧品には信頼感がある

確かに、信頼感を保つ為にブランドの会社は様々な事に力を入れています。
その一つが、人件費をかけているということ。

「カウンセリング化粧品」というのがありますね。
ああいう化粧品は、お店に美容部員やビューティーアドバイザーと呼ばれる人たちがいて
相談できるようになっています。

そして、カウンセリングしてもらったり、アドヴァイスを受けたり、「肌診断」をしてもらうのは無料ですよね。

ところが、じつはその料金、化粧品の代金に含まれているんですよ。

仮に、そういう相談料が化粧品の価格の6割を占めていたらどうでしょう?

セレブ気分を味わえる

次に、広告やパッケージデザイン。
CMやイメージモデルは、化粧品のイメージを左右しますよね。

嫌いな女優なんかがイメージモデルの化粧品って、あまり使う気がしないと思います。
化粧品のパッケージ・デザインも、女性にとってはあまり無視できないものですよね。

だけど、ここで極端な話をさせて下さい。
そういうモデルやデザインにかかる料金が、化粧品の価格の9割を占めていたら どうでしょう?

最新の技術や成分

化粧品って、新しい成分の名前とか技術が次々と出てきますよね。

それは、化粧品メーカーは、次々に新商品を出していかなければ競争に負けてしまうからです。

新しい成分や、新しい技術を研究して商品にするには膨大な資金が必要です。
なので、化粧品の代金には研究・開発費なんてものも含まれてしまうんですね。

ところが、最先端の成分は全体の1~2割程度しか含まれていません。
あとは、水とありふれた保湿成分が大部分なのですから・・・。

これが、高級化粧品の価格の実態です。
あなたがブランド化粧品を買うことで、いろいろな人にお給料が支払われていたわけですね。

はたして、家族の楽しみの外食を止めたり、なけなしの自分の時間を削ってパートを増やすという価値に見合うのか?

そこを踏まえた上で、プチプラとまではいかなくても、そこそこの価格の化粧品でも美肌を保つ方法もあることを知って頂ければと思います。

気分転換に、アクセサリーのような気分でブランド化粧品を買うのはアリかもしれません。
でも、ブランドでなければ即劣化!というような事はありませんよ。

お肌には自分を助けるチカラがある

でも安い化粧品とかって、悪い成分が入ってるんじゃないの?と思いますよね。
そうなんです。
むしろ気をつけなくちゃいけないのは、そこです。

化粧品に本当に必要なのは、かなりシンプルな2つの事だけなんです。

お肌には、本来自分を守る力が備わっている。
それを阻害するものがあるんです。

それは、乾燥と紫外線です。

ただ、ひとえに乾燥といっても、原因はいろいろ。
加齢によって、水分を保持する力が衰えてくるというのもあれば、化粧のせいという場合もある。

だからブランド化粧品が必要になるんでは?
と思うところですね。
確かに、ブランド化粧品には美容成分が入っていて、乾燥しないように配慮されています。

ただ、じつはメイクをしている時よりも、落とす時の「クレンジング」の方が問題があるということを知っていますか?

メイクは最近、化粧崩れを防ぐ為に、落ちにくいタイプのものが増えていますね。
皮脂で落ちにくいという事は、洗顔でも落ちにくいという事になります。
だけど、1日の終わりにはメイクも落とさなくちゃいけない。

W洗顔の場合も、1本の場合でも、メイクを浮かせて落とす過程で、お肌のバリア層である皮脂や角質(お肌の皮の外側の層)まで取ってしまう。

これが、乾燥の原因になります。
基礎化粧の役割は、この失われたお肌のバリア層を、もう一度補う事にすぎません。
なので、ここでどれだけブランド化粧品で頑張っても、肌表面の潤いを補う事くらいしかできません。

つまり、ごくシンプルな保湿成分だけでも、高級な成分の入ったブランド化粧品でも、結果はそれ程変わらないという事です。

そして、もっと大きな問題は紫外線です。

肌老化の原因の約80%が紫外線、残り20%が自然な老化現象と考えられているそうです。

紫外線対策は、美容に気を使う女性ならば当たり前のようにしていると思います。

確かに、日焼け止めやUVカットの化粧品は効果があるんですが、気を付けてほしいのは
上手く使わなければ問題があるということです。

UVカットのための化粧品だけは高級なものを使うということ?
というと、そうではありません。
ここでも価格はあまり目安にはならないんです。

美肌を保つ秘訣

美肌を保つ秘訣は、いろいろ美容成分を「付け足す」よりも、害になる要素を「取り除く」ことです。
紫外線、クレンジングによるダメージ、皮膚の乾燥から守ることができれば、肌は本来の力を発揮してくれます。

日常紫外線に対する日焼け止めは、SPF値とかPA値とかよりも、効果の持続が問題だと思います。
日焼け止めの持続時間は、せいぜい2~3時間 程度です。
使用上の注意にも「こまめに塗り直して下さい」と書いてありますよね。

でもメイクをしていると、いちいちメイクを落として、日焼け止めを塗り直して、またメイクをして・・・
なんて面倒な事をしている人が、果たしてどのくらいいるのか疑問です。

なので、日焼け止めを塗っているから!と安心してしまうのは、いかがなものでしょう?

仕事でよく移動したり、屋外に出る事が多い人は危険ですね。
朝の通勤時間しか外に出ないような人は、大丈夫そうです。

意外と、主婦の人は危険かもしれません。
ちょっとした外出などは油断しがちだし、紫外線は窓ガラスを通して部屋の中にも入ってしまいます。

おまけに曇りの日も紫外線はあります。
じつは、こういう地味に浴びてしまった紫外線がジワジワ蓄積して、年齢を重ねると表面にシミやシワとなって現れてくるのです。

メイクをしていて日焼け止めを塗り直せないときは?

ちなみに
メイクをしているので、日焼け止めの塗り直しができない時はどうすればいいんでしょうか?

日常紫外線ていどなら、定期的にUVパウダーをはたくのが手軽で良いと思います。

屋外で過ごすときに、日焼け止めを塗り直せない場合は、帽子や長袖のシャツなどで直接浴びるのは極力避けた方がいいです。

長時間にわたる場合は「飲む日焼け止め」というのもあります。
単独では効果が弱いんですが、持続力の面では一番頼もしいアイテムです。
帽子や日焼け止めスプレーなど、何か+αの対策をすれば十分力を発揮します。

口コミの記事も以前に書いていますので、よろしかったら参考になさってください。
飲む日焼け止め【やかないサプリ】の口コミ|思わぬ副産物も・・・

地味に支えてくれるアイテムを選んで組み合わせることで
美肌は十分キープできます。

ブランドの高級感や華やかさは、気分が欲しがっているだけかもしれませんね。

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