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生理中の蒸れや臭い、気になりますよね。

多いときや、体調が悪いときなど、あまり外出したくない理由のひとつだと思います。

特に一番キビシいのが夏ではないでしょうか?
タンポンを使う人にとっては、それほど変わらないかもしれませんが、ナプキン派にとって夏の蒸れは深刻です。

臭いが人にまで伝わっているんじゃないか?と心配になる事もあるくらいです。
始めや終わりかけは「おりものシート」を使うようにしても、やっぱり蒸れは気になるし、生理後半は臭いも気になります。

この時期を、もっと快適に過ごせる方法ってないものでしょうか・・・?

生理中にデリケートゾーンで起こっていること

生理の期間は人それぞれ。
長い人では1週間くらいだと思います。

その間ずっとナプキンを当てていると、どうしてもデリケートゾーンが不快になってきますよね。

もちろんナプキンメーカーも、なるべく蒸れない構造を作ってくれてはいます。
ただ、使い捨てできるように素材は紙でできていますよね。

経血が漏れては大変なので、防止するためにはビニールを貼る必要が出てきます。
すると、どうしても通気性が悪くなってしまうのは避けられません。

厚さが問題かと思って、なるべくおりものシートを使うようにしても あまり効果がないのは、そのせいです。

経血やオリモノそのものに問題がある場合の臭いは、「気になる」くらいでは済まないそうです。

多くの場合は、デリケートゾーンの環境に問題があるんですね。

では、お風呂に入るとき徹底的に洗って殺菌すればいいのでしょうか?

ところが、石鹸で洗いすぎると よけい臭いが悪化してしまうんです・・・。

じつは悪化させているかも!?

生理中ナプキンで過ごしている人のデリケートゾーンは、蒸れにさらされているという話をしました。
なので、やはり清潔を保つのは大切なことです。

ところが、普通のボディソープなどでゴシゴシ洗ってしまうと臭いは悪化してしまいます。

なんだか矛盾しているように思われるかもしれませんね。

ここで、ちょっと例え話をさせてください。

今流行の「腸内環境」の話には、善玉菌とか悪玉菌が登場しますね。
腸内の悪玉菌が増えて善玉菌が弱くなると、便秘になったり免疫が弱ったりして具合が悪くなる・・・
という話ですよね。

じつは、デリケートゾーンも同じなんです。

蒸れることで悪玉の「真菌」という菌が増え、臭いやかゆみに悩まされる事になります。

ところが、普通の石鹸だとこの真菌が落とせない上に、皮膚にとって良い菌まで落としてしまう。

それでは善玉と悪玉の菌のバランスは更に悪化してしまいますよね。

崩れたバランスを元に戻すには、真菌の増殖を食い止めなければいけません。

それに、デリケートゾーンの皮膚は薄くて乾燥しやすい繊細な部分なので、
乾燥させず、刺激を与えないよう、やさしく「泡」で洗い流す必要があります。

快適に過ごすことを諦めないで!

生理の不快感は、前後も合わせると最長で2週間に及ぶこともあり得ります。
その長い期間を、もっと快適に過ごしたいものですよね。

デリケートゾーンの不快感を改善したら、生理痛まで楽になったという人もいるくらいです。

助けて!「蒸れ」対策

蒸れも続くと辛いものがあります。
とくに夏は、臭いやかぶれも気になりますよね。

蒸れを軽減するには、少しでも通気性を良くすること。
それから、ナプキンはなるべくこまめに変えることです。

お尻全体の蒸れには、下着の素材に注目します。
ポリエステルは通気性が悪いので、コットン100%の下着にすると良いと思います。

布ナプキンも、だんだん使用する人が増えているようです。
紙よりも通気性や装着感が良くて、なかなか快適ですよ。



仕事のときや長時間の外出には使えませんが、休日や夜などや、おりものシートの代わりとしても使えます。

ナプキン派の強い味方♪

生理中の気になる臭いは、蒸れからくる真菌の増殖のせいだという話をしました。
なので、清潔にするのも快適にこの時期を過ごすポイントです。

そこで注意して頂きたいのが、臭いを抑えるだけでなく臭いの原因菌を落とす石鹸でないと、効果がないということです。

でないと、止めても止めても また新たに臭いが発生してしまいますよね。

さらに、皮膚にとって良い細菌は残して、悪い菌だけを落とすことが大切です。

そして、デリケートゾーンは皮膚が薄くて乾燥しがちなもの。
石鹸はよく泡立ててやさしく洗い、洗い残しがないように よくすすいでください。

評判の良い薬用石鹸のピックアップ記事もありますので、参考にして頂ければと思います。

何かと うっとおしい時期も、本当はもっと爽やかに過ごせるんですね。


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